南信州の特産品、市田柿の製造工程を紹介します。
多くの工程・手間暇をかけて美味しい市田柿が完成します。
Step.01
柿の収穫
10月下旬から生柿の収穫が始まります。美味しい市田柿になるように濃いオレンジ色になってから収穫します。
Step.02
皮剥き
皮剥き作業は専用の機械を使って行います。
Step.03
吊るし、硫黄燻蒸
皮剥きした柿を柿のれんに吊るします。1本ののれんに15~20個吊します。 吊し終えた柿を燻蒸庫にて硫黄燻蒸します。硫黄燻蒸することにより殺菌し果肉が黒くなることを防ぎ、美味しいあめ色の果肉に仕上げることが出来ます。
Step.04
乾燥
柿干し場(ハウス)に柿のれんを移し3週間~1ヶ月程乾燥させます。おいしい市田柿に仕上げるために蟹の状態、湿度、温度など環境を確認しながら柿干し場の開閉等を行い乾燥させていきます。
Step.05
ハザおろし、ほぞ切り
柿の重さが吊した直後の35%程の重さになり、柿の表面に縦じわが出てきたら柿のれんから柿をおろします。その後ほぞ切り作業を行います。
Step.06
粉だし
柿の状態を見ながら、専用の機械で粉だし作業と、天日干し切り返します。その過程で柿の中の水分が出るのと一緒に当分が出て、表面で乾くことで結晶化し白い粉となります。
Step.07
重量選別、検査、梱包
市田柿を1個づつ重量選別機でサイズごとに分け、検査し、お客様の御注文にあわせて梱包し出荷となります。